「ゲド〜戦いの始まり」
とかいうDVDを見る。
ジブリの絶不評のアニメでは無く、アメリカでドラマになってた奴。
原作はものすごい昔に読んだのであんまり覚えていないんだけど、「名前」が魔法の源で、通り名(通常皆に呼ばれる名前)と真の名があって、真の名を知られると命の危険もある。
で、ゲドが真の名でハイタカが通り名だと思っていたけど、のっけから皆がゲドゲド呼んでいるので、記憶違いか〜?と思っていたら、ドラマ制作者が勝手に変えたそうだ。
あかんだろう、それ。
衣装とか特殊効果とかはとても良い感じで、若き日のゲドの青二才ぶりも良かったですが、影から逃げ、しかし、影と対峙して…の所で「つづく」って!なんや!もう!

ユメ十夜
夏目漱石の小説を、いろんな人が監督して好きなように映像化したオムニバス。
もう、ほんとに、好きなようにしているので、途中で自分が何を見ているのかわかんなくなったので、DVDを見終わってからまた読み直し。
おお!これをこんな風にしたのか!と思うと感慨深し。
「第一夜」監督;実相寺昭雄/脚本:久世光彦
夢十夜の中で一番好きなんだけど、凄く面食らった。後で読み直して、あーそうか、とか思った。画面はさすがに美しい。
「第五夜」監督・脚本:豊島圭介
テンポもいいし、ラストがね。ゲド戦記じゃないけど、自らの影を受け入れ、さらに相手の影も受け入れる、的な、なんだろ、原作に無い深みを感じさせる作りでした。
「第六夜」監督・脚本:松尾スズキ
2ch風セリフと英訳とブレイクダンスとオチは、何を見ていたのか忘れさせるインパクトが。すげー!
「第九夜」監督・脚本:西川美和
緒川たまきさんが美しく、ピエール瀧が!!
「第十夜」監督:山口雄大/脚本:山口雄大加藤淳也/脚色:漫☆画太郎
脚色:漫☆画太郎
「ぶべら」って、セリフで言うとあまり面白くないって分かりました。あれは、文字情報で脳に入れて、脳内で再生するから面白いんだね。