かどばに借りた「妖異博物館」を読んでいます。
作者は柴田宵曲
明治時代の人で、この本は、「甲子夜話夜話」とか「耳嚢」とかから引用しつつ、いろんな怪異を紹介説明してる。
文体が古式なので読みにくいけど、なんてゆーか文章が軽妙洒脱で面白い。
かどばがオススメだと言ったのが分かる!
河童のくだり
河童というものは仲間同士でも角力を取るかも知れぬが、それは別世界の事だからよくわからぬ。彼等の角力趣味が知られているのは、人間に対して角力を挑むからである。
至極当然なんだけど、なんだろう?このじわじわくる可笑しみはvvv