かどばに借りた本「江戸の町は骨だらけ」。
読んでは休み〜、読んでは休み〜してましたが、やっと終わりました。
資料の部分は斜め読みだもんで、肝心な部分は(時系列とかね。寺の名前とかね)今一つ理解してないですが…
でもまー、はるか昔から人口密度が高すぎた街の、周辺に広がっていく時の歪みの酷さたるやもう!てのは理解できました。
なんでそこに寺の跡があって、掘れば骨は出るわ(しかも酷い状態で)、骨だけじゃなくって骨壷とか墓石とかもろもろ出てくるかってのは、興味深いつーかなんというか。
神社と仏寺が習合されたり分離されたり破壊されたり、政治に翻弄されたのがよく分かりました。
政治だけじゃなくって、それに引き起こされた人々の集団ヒステリーも凄かったんだろうってのも。
オカ板とか民俗板とか覗いてて、寺の中に神様祭ってる!不思議!とかあったのの謎が解けた!みたいなのとかあって面白かったすね。
あと、タイトルは忘れたけど、江戸時代の三面事件を書いた本を図書館で読みましたが、この本と共通する事があって面白かった。
ちょっとスプラッタ風味で、この本より下世話な感じなんだけど、そのグロの部分が読んでると若干マヒしてくる…不思議…
市中引き回しの罪人、その時に着た着物、それが古着屋で出回る、それにまつわる不思議話、罪人の体で試し斬りする役人、罪人の内臓…etc
2冊の本と2chとこの前見たテレビの日本史の番組が、頭の中でぐーるぐーるして、面白い状態。
もうすぐ、ブラタモリが始まるけど、それもこのぐーるぐーるに入りそうで楽しみv