「たまの映画」を見てきた。
しまなみ海道を渡って、本州まで行ってきたよ。
絶対こっちではやらないと思ったから、本州で行けそうなとこ探したら、温泉もある複合施設でやるってんで、もとじも誘って。
天気は微妙だったけど(ちょっとだけ雨降った)、おおむね晴れ。
天気予報では雨だったけど、晴れ女のもとじの呪い(?)で晴れたんだろう。
映画の上映時間が4時50分からの1本しか無いので、温泉に入ったらちょうどいいかなと思ったんだけど、もとじがそれだけでは時間が潰れんと思ったらしく、ネットで見つけた福山市内にある自動車博物館にも行ってきた。
ココが凄く面白くて!
展示品の車や飛行機に乗り放題!
写真撮り放題!
なんせ、お客さんが二人しかいない!貸し切り状態!
結構はしゃいじゃいましたね〜!
そんで、展示の仕方が雑多で、綺麗に飾ってあるというより積み上げてるだけだったりとか、蝋人形がそこここにあってちと不気味だったりとか、壁一面の時計が異次元ぽいとか、ユニークで面白かったのでした。
また行きたい。
温泉は塩味の効いた塩化物泉で、ちょっと顔がかゆくなったりしたけど、今はお肌ツルツルです。
映画は、元たまの3人のインタビューとソロライブの映像を組み合わせてて、淡々としたものでした。
先に脱退した柳原さんはいない(出演依頼はしたそうだが、丁重にお断りされたそうだ)。
が、私には面白かった。
禿げて歯が欠けたおいさんになった知久さん、死神博士みたいになったGさん、変わらない石川さん。
淡々と話していたけど、いろいろあったんだろうな。
死生観に共通する思いがあって、それが4人を引きつけたのかもしれないと言う知久さんと石川さんの話は興味深かった。
確かに死の匂いや暗黒面を感じさせる曲が多くて、それが魅力でもあったなー。
虫にも人にも平等に死は訪れる。
そして、死を肯定した上での生の歌。
映画の終盤で知久さんの「ちょっと今ココだけの歌」が流れた時は胸が詰まったよ。
今ココにいるということ、ただそれだけを歌っているんだけどね。
で、この日の上映、観客は二人だけでした。
私たちがいなくても、「たまの映画」は上映されたのかしらん?